2018年2月6日火曜日

プログラミング教育をはじめます

いろいろな構想を思い描きながらも、立場的にできないことが多くなっていたこの数年間。ここに来て、新しい学習指導要領に「プログラミング教育」が明記されるなど、私がやりたかったことが、しやすくなってきたかなと思える状況になってきました。
#「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」あたりから読まれることをおすすめします。

そんな折、教員向けのプログラミング教育に関する研修の案内が立て続けにやってきて、私だけでなく、校内の先生方にも参加してもらいました。希望制の研修ですから、希望が通るかどうか少し心配をしていたのですが、杞憂に終わりました。

その先生方から、「パソコンクラブの児童にScratchを使わせたい」との要望がありました。ここは全力で支援するところだと思い、動作チェックに付き合うことにしました。職員室のパソコンなら問題なく動くのに、コンピュータ室のパソコンではFlashが動かないようにしてあって、Web版のScratchが動きませんでした。いろいろ試しても結局動かず、最終的にインストール版のScratch 1.4を使うことにしました。
#オフライン版のScratch 2.0は、インストールの段階でつまずきました。

とは言え、Scratch 1.4も素直にはインストール出来ませんでした。「Program Files」の変更に制限がかけられているためです。そこで、インストール先を無難なところに設定し、そこに出来上がった「Scratch」フォルダを共有することにしたのでした。この方法なら、複数のパソコンでScratchを使うことができました。先生方も動かすことができたと大喜び。「これはハマる」と興奮気味でした。

こうした活動は、その面白さに教員が気づき、それが伝搬していくことで広がっていくのだと思います。教材研究は、かくあるべしと思います。私も一緒に教材研究をしながら、授業づくり、教材づくり、…何でもやってみたいと思っています。「秋(とき)は来たれり」

【追記】Scratch 1.4には、日本語にのみ修正が必要なところがあったのを忘れていましたので、追記しておきます。(2018.2.7) 

修正されている日本語ロケールファイルhttp://t.co/pSIKMIk3gC)をダウンロードして解凍し、「Scratch」フォルダ内の「locale」フォルダに「ja.po」ファイルと「ja_HIRA.po」ファイルをコピー(置き換え)します。詳しくは、「Scratch1.4のダウンロードと日本語翻訳ファイルの差し替え」の説明がわかりやすいと思います。

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