2016年2月15日月曜日

Chrome(Chromium)OSをサブノートPCにインストールする

以前から、親しいところで「Chrome OS」を搭載した、Chromebook(ラップトップPC)やChromebox(デスクトップPC)が話題になっていて、自分でもChrome(自分で入手してインストールできるのはChromium) OSを試してみたいと思っていました。これまで、ネットでいろいろと情報を集めてみましたが、ターゲットにしようとしたPCが、数年前に入手したacerのサブノートPC(Atom N280 1.66GHz)だということもあってか、なかなかうまく行かず挫折を繰り返していました。
#どうやら、かなり個性が強いハードウェアみたい

基本は、Chromium OS Buildsからimgファイルをダウンロードして使うらしいことまではわかったのですが、そこから先の情報があまり出てきません。Cloud-Work.netの記事にインストール方法がまとめられていて、「これならば」とも思いましたが、ネットワークへの接続がうまく行かず、結局行き詰まってしまいました。(この点では、以前にVanillaを使った時の方がマシだった)

もう一度、一から調べ直すつもりで探して回ったところ、「Chromium OS Custom Build」というサイトに辿り着きました。書かれている内容から、古いPCでも使えそうだと判断して、早速試してみることにしました。これまでの試行錯誤の中で、Macを使ってChromium OSを起動するUSBメモリを作る方法は習得済み。先ほどのサイトから、最新のimgファイルをダウンロードして作業をすることにしました。
#この文章を書いている時点で「R48-7647.73.2016_02_05_2252.img」が最新

ダウンロードしたimgファイルをUSBメモリに展開しなければならないのですが、Macでは簡易なツールはなく、Macのターミナルで「diskutil」コマンドと「dd」コマンドを使ってやるのが王道のようです。下準備として、USBメモリをMacに挿し、念の為にFATでフォーマットしておきます。後は、以下のコマンドで作業を進めます。
$ df
※USBメモリが/dev以下のどこにあるか確認する(「/dev/disk2」あたり)

$ diskutil unmountDisk /dev/rdisk2
※USBメモリをアンマウントする(Macからは抜かない)

$ sudo dd if=R48-7647.73.2016_02_05_2252.img of=/dev/rdisk2 bs=4m
※cdコマンドで、ダウンロード&解凍したimgファイルがあるフォルダ内に入ってから
後はひたすら待ちます。かなりの時間が経った後、ようやくChromium OSの起動USBメモリが完成しました。これを、おもむろにacerに挿して電源を入れました。

「Chromium OS」のロゴが表示されて心躍る中、言語の選択、キーボード配列の選択、と順調にできました。Vanillaの時のように有線LANが使えないということもなく、ちゃんと使えています。(感激)そして、再びChromeブラウザが表示されるところまでたどり着きました。(ゲストユーザーで作業をしました)操作感としては、OSのようなブラウザー?イヤ、ブラウザーのようなOS?イヤイヤ…そこは、あまり深く考えないことにして、悲願であったインストール作業に移ることにしました。

ここから先は、未知の領域。今までも、ここまではうまくいったことがあるので、まさに正念場といったところ。作業は以下の通りです。

ブラウザーの画面が開いている状態で「Ctrl」+「Alt」+「T」を押すとターミナルがあらわれ、「crosh>」とプロンプトが表示されます。そこに、「install /dev/sda」と入力してENTERを押すと、パスワードを聞かれます。「Password:」に「password」と入力してENTERを押すと、インストール作業が始まる感じになります。「Are you sure (y/N)?」と確認されるので、「y」と入力してENTERを押します。画面に流れる表示を確認しながら待つこと数分。無事にインストール作業が終了しました。(万歳!)

再起動してシャットダウンプロセス後にUSBメモリを抜くと、HDDから無事にChromium OSが起動しました。インストールにこれだけの手間がかかるのだから、実用的にはどうなんだろうという疑問も捨て切れませんが、どんな使い方ができるのか、いろいろと試してみたいと思います。