2015年1月23日金曜日

楽器用チューナーを金管楽器で使ってみた

昨日、市内の音楽(金管)クラブが集まって、各校5分間の演奏をする発表会が無事終わりましたが、金管楽器の演奏は、まず音を出すところから難しくて、小学生に教えるのはなかなか大変です。そんな活動を始めて、今年度で19年。この間、3回(3年)ほど金管楽器の指導から離れていたことがありましたが、細く長くこの活動を続けさせていただいております。

音を出すのが難しい楽器であるが故に、正確な音が出せるようになるまで丁寧に練習を積み重ねていかなければなりません。これまでは、音楽の指導ができる教員や外部の経験者に来ていただいて手伝ってもらっていたこともありましたが、最近では、それも厳しい状況になっています。そこで、子どもたちには、音取りくらいは自分たちの力でできるようになってほしい。そして、子どもたちがチューナーを使いこなせたら、自分たちで「正確な音取り」ができるのではないかと考えました。

とは言え、相手は小学生です。音楽が好きで集まってはいるものの、音符が読めなかったり音楽的な記号の意味がわからなかったりする子もいて、一筋縄では行きません。そこに多機能なチューナーを持ち込んでも、使いこなすまでに時間がかかり過ぎてしまいます。ですから、操作が簡単で、気軽に使えるもの。そして、安くて丈夫なものという条件でいくつか試してみることにしました。

もともと、音楽クラブで使っていたチューナーは、YAMAHAのTDM-70で、昨年度、寄付していただいたものでした。これはとても重宝しているのですが、一つしかないというのが最大の問題点で、活用に限界がありました。これを含めて、今回試したものについて、「金管楽器で使う」という視点から、その使用感をまとめていきたいと思います。

Belcat BC 2000※生産終了品?(私が以前から使っていたもの)
モード:クロマチック、ギター、ベース、ヴァイオリン
フラットを加えたりピッチを変更したりできるので、微妙なチューニングも可能。マイクの他に、モノラル標準プラグ入力もあるため、エレキ楽器を直接つないでチューニングすることも可能。
YAMAHA TDM-70※生産終了品
モード:クロマチックのみ
メトロノームの付いたチューナーで、合わせたい音を出す機能も付いているので、耳を鍛えることにも使える。ピッチの変更も可能。マイクとモノラル標準プラグから音を入れることができる。
MORRIS CLIP STYLE TUNER / CT-1 730
モード:クロマチック、ギター、ベース、ヴァイオリン、ウクレレC、ウクレレD
クリップ式なので、クリップ部の振動マイクが感知してチューニングする。小型で使いやすい。液晶は黒地にオレンジだが、音が合うと緑色になる。ギターとベースモードの時は、フラットを設定できる。ピッチは、430〜450Hzの間で可変可能。デフォルトは440Hz。(ピッチボタンを押すたびに1つずつ上がり、450のつぎは430になる。)
Flanger FT-12C
モード:クロマチック(C)、ギター、ベース、ヴァイオリン、ウクレレ、F、Bフラット(べー)、Eフラット(エス)
クリップ式で、液晶(LED)は赤、緑、青の三色。正面からでないと暗くて見にくい。モードにベーやエスがあるので、金管には向いているかもしれない。ボタンが2つしかないので、シンプルではあるが使い勝手については評価が分かれるだろう。ピッチの変更は、前のものと同じ。クリップも同じなので、中身は同等品なのかもしれない。
TASCAM TC-1S
モード:クロマチックのみ
太陽電池内蔵なので、電池不足を気にする必要はない。どうしても足りない時は、ミニUSBケーブルを使って充電が可能(ゴムカバーを外す)。モードボタンを押すと、表示のモードが切り替わるだけなので、好みで選べば良い。音程を半音ずつ変えることができる。マイクとモノラル標準プラグから音を入れてチューニングすることができる。

この他、クリップ式のものは、角度によって見にくさがあるため、ベルに付けてチューニングする場合には、つける場所を工夫しないと使いにくいという問題がありました。マイク付きのものは、見やすいところに置いた状態でチューニングできるので、場所は選ぶものの、視認性は高いと思いました。一方で、クリップ式のものは小さいので、それが魅力だと思います。楽器ケースに入れておいても邪魔な感じはしません。演奏をしながらチューニングのチェックをするのも簡単です。子どもたちに、一人一つ持たせることも可能だと思います。ただし、正確さは微妙かもしれません。目安にはなっても、本格的にやり出すと少し物足りなく思うでしょう。金額は高くても、始めから良いやつを買った方がいいと考えることもできると思いました。

2015年1月2日金曜日

ベタベタになったラバーコーティングを剥がす

更新が滞ったまま、気がつけば新年を迎えておりました。orz

 正月早々、大掃除の続き(換気扇の掃除)をやりながら、ふとベタベタになったまま数年間放置していた音楽用のチューナー(Belcat:BC 2000)をキレイにできないかと思いたちました。実のところ、あまりにもベタベタでホコリまみれ(本当に酷い)になっていて、これを捨てて新しいものを購入しようかと思っていたのですが、機能的に問題がなく、使えるのに捨てるのはもったいない気がして、何とか見た目をキレイにしようと考えたのです。
#実は、別の需要があって、安くて新しいチューナーを数台注文しました。その話は後日。

 ググってみると、結構このベタベタに困っていらっしゃる方がいるようで、その対処方法が紹介されていたり「購入はオススメできない」というようなご意見もあったりして、特売品を買ったことを後悔しましたが、気を取り直してベタベタ取り(ラバーコーティング剥がし)を始めました。

はじめにやってみたことは、100均で購入していた「シール剥がし」でベタベタを取り除くという方法。これは、あえなく撃沈。むしろ余計にベタベタになった感じで上手く行きませんでした。次に、アルコールの入ったウェットティシューを使ってみましたが、水分が多かったためか効果が薄く、何度もこすって部分的にキレイになる程度で効率が悪いように感じました。
#さまざまなサイトで、無水アルコールが効果的とありました。
【参考】
ベタベタになったラバー塗装をスッキリ取り除くには?
劣化してベタベタになったラバーコーティングを除去する

できるだけ手っ取り早く済ませたいと思ったので、無水アルコールを買いに行くのは面倒だし、無駄な出費は避けることにしました。そこで、取りあえず分解して基板部分を取り外し、筐体を洗ってしまえと思い分解をはじめました。

分解はとても簡単。大小7本(外側3本、内側4本)のネジを外し、基板を取り出しました。導電性ラバーの付いたスイッチ部も外し、これで準備完了です。はじめは、お湯洗いでたわしでゴシゴシしてみましたが、ベタベタがあっちこっちに散らばるだけで根本的な解決にならず、それならばと、洗濯用の部分洗い洗剤(襟や袖の汚れをキレイにするやつ)をつけて、爪ブラシでゴシゴシしてみました。すると面白いようにベタベタが取れていきました。お湯+洗濯用部分洗い洗剤+爪ブラシが、今回の問題解決に役立ったというわけです。

洗い終わったら、ていねいに水分を拭き取って、さらにしばらく乾かしてから組み立てます。これで、ベタベタで指紋やホコリまみれだったチューナーがキレイになりました。他の家電製品でもこの方法は使えるかもしれません。(くれぐれも筐体だけにしてからやってください)