2015年1月2日金曜日

ベタベタになったラバーコーティングを剥がす

更新が滞ったまま、気がつけば新年を迎えておりました。orz

正月早々、大掃除の続き(換気扇の掃除)をやりながら、ふとベタベタになったまま数年間放置していた音楽用のチューナー(Belcat:BC 2000)をキレイにできないかと思いたちました。実のところ、あまりにもベタベタでホコリまみれ(本当に酷い)になっていて、これを捨てて新しいものを購入しようかと思っていたのですが、機能的に問題がなく、使えるのに捨てるのはもったいない気がして、何とか見た目をキレイにしようと考えたのです。
#実は、別の需要があって、安くて新しいチューナーを数台注文しました。その話は後日。

ググってみると、結構このベタベタに困っていらっしゃる方がいるようで、その対処方法が紹介されていたり「購入はオススメできない」というようなご意見もあったりして、特売品を買ったことを後悔しましたが、気を取り直してベタベタ取り(ラバーコーティング剥がし)を始めました。

はじめにやってみたことは、100均で購入していた「シール剥がし」でベタベタを取り除くという方法。これは、あえなく撃沈。むしろ余計にベタベタになった感じで上手く行きませんでした。次に、アルコールの入ったウェットティシューを使ってみましたが、水分が多かったためか効果が薄く、何度もこすって部分的にキレイになる程度で効率が悪いように感じました。
#さまざまなサイトで、無水アルコールが効果的とありました。

【参考】

できるだけ手っ取り早く済ませたいと思ったので、無水アルコールを買いに行くのは面倒だし、無駄な出費は避けることにしました。そこで、取りあえず分解して基板部分を取り外し、筐体を洗ってしまえと思い分解をはじめました。

分解はとても簡単。大小7本(外側3本、内側4本)のネジを外し、基板を取り出しました。導電性ラバーの付いたスイッチ部も外し、これで準備完了です。はじめは、お湯洗いでたわしでゴシゴシしてみましたが、ベタベタがあっちこっちに散らばるだけで根本的な解決にならず、それならばと、洗濯用の部分洗い洗剤(襟や袖の汚れをキレイにするやつ)をつけて、爪ブラシでゴシゴシしてみました。すると面白いようにベタベタが取れていきました。お湯+洗濯用部分洗い洗剤+爪ブラシが、今回の問題解決に役立ったというわけです。

洗い終わったら、ていねいに水分を拭き取って、さらにしばらく乾かしてから組み立てます。これで、ベタベタで指紋やホコリまみれだったチューナーがキレイになりました。他の家電製品でもこの方法は使えるかもしれません。(くれぐれも筐体だけにしてからやってください)

0 件のコメント: