2014年9月14日日曜日

Raspi-config設定と日本語設定

前回、「2014-06-20-wheezy-raspbian.img」を使ってRaspbianの起動SDカードを作りましたが、Raspberry Piにこれを挿して起動すると、はじめに「Raspi-config」が起動します。これは、RPiの各種設定をするものなのですが、はじめて起動した時に設定をしてしまうと、2回目以降の起動時には見ることができなくなります。(コンソール画面から「sudo raspi-config」コマンドでいつでも設定を変更できます)

今回は備忘の意味も込めて、英語のメニューの意味と最低限設定をしておきたいところについてまとめておきます。
  1. Expand Filesystem … SDカードを容量いっぱいまで活用するために使用します。特に設定をする必要はなく、このメニューを選んで「enter」キーを押して少し待てば作業完了です。
  2. Change User Password … ユーザーのパスワードを変更するときに使用します。常用したり持ち出したりする場合には、変更しておくとよいでしょう。
  3. Enable Boot to Desktop/Scratch … 起動画面をコンソールにするかGUIにするかScratchにするかを選択する必要がある時に使用します。
  4. Internationalisation Options … ロケール(Locale)、タイムゾーン(Timezone)、キーボードレイアウト(Keyboard Layout)を変更するときに使用します。ロケールでは、「ja_JP.EUC-JP」と「ja_JP.UTF-8」を追加で選択しておきましょう。日本語設定が終わるまでは、デフォルトの「en_GB.UTF-8」は変更しないほうが無難です。
    タイムゾーンでは、「Asia」→「Tokyo」と設定し、キーボードレイアウトでは、お使いのキーボードに合わせて設定しましょう。
  5. Enable Camera … RPi用のカメラを接続して使う場合に使用します。
  6. Add to Rastrack … Rastrack Mapへの参加を設定するときに使用します。(たぶん)
  7. Overclock … CPUのOverclockを設定するときに使用します。
  8. Advanced Options … その他のオプション設定をするときに使用します。「Hostname」や「SSH」の設定もここにあります。「raspi-config」の「Update」もここからできます。
  9. About raspi-config … 「raspi-config」の説明を見るときに使用します。
というところで設定を終えたら再起動してください。よくわからないところは触らない方が良いです。

次に、日本語環境を設定します。日本語入力を可能にするだけなら過去にもやったことがありますが、今回はもう少し本格的にやってみようと思います。

今回はmijyuさんのブログにあった「Raspberry Piの日本語表示と日本語入力」を参考にしながら作業を進めました。

はじめにフォントのインストールをして、
$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
次に日本語入力のインストールと設定をします。
$ sudo apt-get install jfbterm uim uim-anthy
※今回は、jfbtermとuim-anthyをインストールしました。
その後、「generic-key-custom.scm」を開いて「"<Shift>"」を「"<Control>"」に変更します。
$ sudo vim /usr/share/uim/generic-key-custom.scm
※(define-custom 'generic-on-key '("zenkaku-hankaku" "<Shift>")→"<Control>"
※(define-custom 'generic-off-key '("zenkaku-hankaku" "<Shift>")→"<Control>"
→ vimがインストールされていなければ「sudo apt-get install vim」で。
これで、日本語入力が使えるようになりました。またCUI環境でもjfbtermを使うと日本語表示ができるようになりました。ここで再び「sudo raspi-config」を使ってロケールを「ja_JP.UTF-8」にすると、GUI環境のメニューが文字化けなく日本語になりました。

MacでRaspbianの起動SDカードを作る

Raspberry Pi B+の起動実験をしました。

Raspberry Pi B+は、これまでのRaspberry Pi Bと比べると、USBポートが2つから4つになったり、GPIOが増えたり、レイアウトが全く違うものと思えるくらいに変わっています。これだけ変わったのだから、Raspbianも専用のものを使うのだろうと思いましたが、どこを探してもそれらしきものがありません。ならば最新のものを使えば良いんだろうと考えて、最新のRaspbianのイメージをダウンロードしてSDカードへインストールすることにしました。

Macを使ったRPiの起動SDカードの作り方は、「RPi Easy SD Card Setup」のようなツールを使うと良いようです。しかし、今回はあえて「dd」コマンドでやってみました。(結果、あまりオススメできない気がしています)

まず、SDカードを用意します。今回は、8GBのものを用意しました。これを、Macに挿して、以前SDカードをコピーした時にやったのと同じようにダウンロードしておいたRaspbianのイメージを入れます。ポイントは、SDカードを「アンマウント(マウント解除)」すること。「diskutil umountDisk /dev/r(dfコマンドで確認したSDカードの場所)」でもできますが、今回は、「ディスクユーティリティ」を使ってやりました。マウントされているボリューム上(上がディスクドライブ、下がボリューム)で「control + クリック(右クリック)」すると、「…マウント解除」が選択できます。その後、ターミナルを開いて以下のコマンドでSDカードにRaspbianのイメージを書き込みます。(dfコマンドではなく、ディスクユーティリティでディスクドライブを選択してから「ファイル」メニュー→「情報を見る」でも確認できます)
$ sudo dd bs=1m if=2014-06-20-wheezy-raspbian.img of=/dev/r(dfコマンドで確認したSDカードの場所)
→ SDカードの場所は、"disk2"のようにボリューム名付き”disk2s1”でないもの
これでRaspbianの起動ディスクが出来上がりました。これをRPi B+に挿して起動してみましたが、問題なく起動してくれました。「$ sudo update」を3〜4回やってUpdate作業をしました。起動テストはこれで終了。今まで使っていたRaspberry Pi Bも今回作ったSDカードから起動することができました。しかしこの過程で、メモリー256MBのものと512MBのもののうち、後から買った512MBのRPiが動かなくなっていることが判明しました。ちょっと残念な気分ですが、これからはB+をメインに使っていこうと思います。