2013年10月28日月曜日

古いMacBookからMacBook Proへの移行

5年間使ってきた愛用のMacBookでしたが、先日、とうとうキーボードの一部が使えなくなり、不便この上ない状態になってしまいました。丁寧に掃除をしたり、NVRAMリセットとか、SMCリセットとか、いろいろとやったりしてみたのですが全く解決せず、時間をおいたら使えるようになるかもという淡い期待も虚しく、回復を諦めるしかないという結論に達しました。

そして購入したのが、MacBook Proです。Mavericksの発表直前で、何も知らないまま必要に迫られて購入。後で、まだ同じ機種が同じ値段で売られているのを発見してホッとするも、面倒な移行作業を早々に済ませないと仕事に支障が出てしまうので、急いで取り組むことにしました。

まずは「移行アシスタント」の力を借りて、アプリケーションのコピーはスムーズに完了。問題は、ユーザフォルダを暗号化(FileVault)しているためLibraryなどが移行できず、そのままでは使えないアプリケーションがあることです。しかたがないので、シリアルナンバーなどを使って、ユーザー登録しなければならないソフトウエアの設定を行いました。
#もしかすると、FileVaultを解除してからやればよかったのではないかということに気づいたのは、だいぶ作業が進んでからでした。orz

その他のものは、ネットで共有して古いMacBookの中に入り、必要なものをフォルダごとコピーすることにしました。「デスクトップ」「ダウンロード」「書類」「ムービー」「ミュージック」「ピクチャ」の中身をまるごと順番にコピーしました。ピクチャ以外は問題なく使えるようになったのですが、ピクチャだけは、単純にコピーしただけではiPhotoで見えるようにはなりません。コピーした後(あるいはコピーせず)に「iPhoto Library」を読み込む作業が必要で、余計なものを読み込ませないためには、読み込ませたい「iPhoto Library」だけを別のフォルダに入れて、iPhotoから「ファイル」→「ライブラリに読み込む…」で読み込むと良いようです。

本当にすぐに使いたかったのは、ブラウザーとメールです。メインでは、FirefoxThunderbirdを使っているため、移行は簡単なはずでした。つまずきどころは、新しいMacBook Proのユーザフォルダの中に「ライブラリ」フォルダが表示されなくなっていること。かなり頭を悩ませた後、Optionキーを押しながら「移動」メニューを開くと「ライブラリ」フォルダが現れることを突き止めました。

ようやく作業の見通しが立ったので、FirefoxとThunderbirdの設定ファイルなどをMacBook Proに移行します。それぞれFirefoxでは「~/Library/Application Support/Firefox」フォルダ内に、Thunderbirdでは「~/Library/Thunderbird」フォルダ内に設定ファイルなどが保存されているので、これらを先述の要領でMacBook Proに持ち込みました。それぞれ起動についても問題はありませんでしたし、快適な作業環境が手に入って嬉しい限りです。

この後、修理から戻ってきたiMacと合わせて、OSをMavericksに変更しました。iPhoneやiPad2もOSをiOS7.0.3にして、久しぶりにすべてが最新の状態になりました。これから、互換性などを調べながら、使い倒していきたいと思っています。

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