2011年6月12日日曜日

カブトムシの蛹化が始まりました

このところ、休日も仕事に追われていて面倒を見ていなかったカブトムシたちですが、ケースの壁面に蛹室を作り始めるものが現れて、そろそろ蛹化の時期が来たということでチェックしてみました。

まず、数十頭を一緒に飼育している大きなケースでは、下から覗いて8頭程度が蛹室を作っていました。でも、まだ前蛹状態にもなっていない感じで、盛んに動きまわっていました。ケースのフタを開けると、もぞもぞと動き回っている感じがして、何頭かは表面近くにいました。既に表面は糞だらけのため、環境が合わないのだろうと考えて上部5cm程度(その下は、比較的糞が少ない)の糞を取り除き、加水した新しいマットを固く敷き詰めてみました。すると、スルスルと中に入っていきました。この過程で、表面近くに1頭の死骸を見つけました。

次に、初期の段階で成長が遅かった10頭を入れたケースを見ると、まだ盛んにマットを食べまわっているらしく、どこまで行っても糞だらけ。糞の多いマットを半分ほど取り出して新しいマットに替えました。蛹室は、まだ作られていないようでした。今朝確認すると、やはりあっちこっち食べ回った跡がありました。こちらは、蛹化が遅いチームと考えてよさそうです。

最後に、1〜2頭で飼育している麦茶ボトルの方を確認しました。前回、1頭が死んでいたのが麦茶ボトルだったのでちょっとドキドキしていましたが、順調に成長していてほとんど全てで蛹室づくりが行われていました。その中の1つでは、既に蛹化(メスでした)していて、側面に沿って蛹室が作られていたので観察が可能な状態になっていました。また、別の1つでは、前蛹状態のものが見つかりました。その他のものは、まだ前蛹状態になっておらず、もぞもぞと体を動かしていましたが、時間の問題だろうと思っています。上部5cmくらいにたまった糞を、できるだけ衝撃を与えないようにしながら取り除き、新しいマットを入れて蛹室を壊さない程度の力で固めておきました。

手探りで始めたカブトムシ飼育ですが、この方法なら蛹化から羽化を確認できそうです。子どもと一緒に、これから毎日覗いてみようと思います。

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