2010年8月21日土曜日

プログラミングができるWebアプリケーション(2)

以前に、プログラミングができるWebアプリケーションとして、「eBasic」と「オンライン版ドリトル」を紹介しましたが、これらのWebアプリケーション以外にも、子ども向けのプログラミング学習環境として活用できそうなものがあっちこっちで紹介されていたので、以下にまとめておきます。

PEN
Webサイトでも「初学者向けプログラミング学習環境」として紹介されているだけあって、とてもわかりやすい作りになっています。PENで使われるプログラミング言語は、「xDNCL」と呼ばれるもので、大学入試などに使われる「DNCL」に準拠したものだそうです。アプレット版があって、Web上で使うことができます。プログラミングの経験があれば、簡単に使いこなせると思います。

ビスケット
Web上でプログラミングをすることを前提とした作りになっているものです。おもしろい特徴として、絵を描く場所(キャンバス)を共有することができ、共同作品を作ることができます。もちろん、独りでコツコツと作り上げても良いのですが、いずれにしてもネット上で公開することができるので、友だちの作業を引き継ぎながら完成させて行くということも可能です。残念ながらMac版のFirefoxでは、部品を作る窓の下の方がうまく表示できず、作品を作ることができませんでした。これはとても残念です。(改善して頂けるとうれしいです。)

プログラミン
文部科学省のサイトで公開されているもので、かなり手の込んだ作りになっています。はじめの見た目はそうでもありませんが、使っているとScratchによく似ていることがわかってきます。部品のキャラクターはとても親しみやすいのですが、各部品をドラッグしてくるまで各部品同士にどのような関連性やつながりを持たせられるのかがわからず、ブロックの形や色で使い方や関連性をアフォードするScratchに比べると、完成度は今一かなぁという気がします。また、コンピュータやネットワークの環境によっては、かなり重たく感じる場合もあるのではないかとも思います。

いずれにしても、子どもたちに使わせてみないと本当に使いやすいかどうかわかりませんが、各Webアプリケーションが競い合って独自の方向を目指すのではなく、共通化できる部分は共通化し、互換できるところは互換させつつ、それぞれのよさが生かせるような流れになってくれるとうれしいなぁと思います。(贅沢な要望とは思いますが…。)

2010年8月20日金曜日

フィジカル・コンピューティングでおもちゃがロボットに

フィジカル・コンピューティングを小学校に持ち込む研究をしていますが、「ロボット制御」という切り口で考えたときに、安く手に入る市販のロボット教材が、どれもWinのみに対応したものばかりで、MacやLinuxを使う私にとっては、動作確認すらできない状態なのがとても歯がゆく感じていました。
#もちろん、ロボットを動かすためのGUIのツール(アプリケーションソフト)がないというだけで、シリアルポートを開けてコマンドを流し込めば動く可能性があるのでしょうけど、そんなことをする技術力もないし、動くかどうかもわからないものを購入できるほどの経済力もないのです。(^_^;;;

しかしちょっと発想を変えて、ArduinoGainerなどのオープンハードなマイコン基板を使うことで、電池で動くおもちゃや電子部品などを仕込むことができるおもちゃを、立派(?)なロボット仕立てることができるのではないかと考えました。つまり、MacやLinuxとArduinoなどをつないで、そこにおもちゃをつなげるようにするとおもちゃがロボットになるということです。これなら、もともとおもちゃですからWin専用ということもなく、穏やかな気持ちで作業に取り組めます。(私は、100円ショップやリサイクルショップなどを愛用しています。)

また、ArduinoならPCがなくても電池で動作するので、さまざまなおもちゃを自律型のロボットに仕立てることもできます。光らせたりメロディICをならしたりする程度なら、フォトカプラとの組み合わせでON/OFFを制御することが可能です。振動モータ程度ならトランジスタでもO.Kですが、普通のDCモータを動かしたいのならモータドライバIC(ブリッジドライバ)を使うことで動かせるようになります。いずれも、数十円から数百円程度で手に入る部品ばかりです。ちょっとだけ電子工作の知識や技術が必要ではありますが、それでも、数千円から数万円するロボットを購入することを考えれば、だいぶ経済的ではないかと思います。
#その意味から考えると、ミュウロボのコストパフォーマンスはすばらしいですね。できることは限られていますが、ArduinoやGainerなどで同じようなことをしようとすると、どうしてもコスト的に勝てません。(Pepperなら何とか行けるかな?)

もう一つ考えたいのは、リモコンやラジコンの利用です。コントローラをちょっと改造することで、本体に手を加えることなくロボットとして使うことができます。特に無線のコントローラで動作するおもちゃは、ArduinoやGainer+PCなどをコントローラにつなぐことで、本体に改造を加えることなく自律型のロボットにすることができます。ついでに、各種センサを取り付けて動きを変えることができたら最高ですね。これでチープなおもちゃも立派なロボットです。(私は、イスペット赤外線リモコンユニットを活用しようと考えています。有線のコントローラもあります。コストはちょっと高くなってしまいますが…。)

やりたいことはたくさんありますが、そろそろ子どもたちとどんな活動をするか決めて行かなければならないので、計画を文章化しながら考えを整理したいと思います。

2010年8月2日月曜日

カブトムシの幼虫と卵

先日お知らせした通り、羽化して飼育ケースの中で元気に動いているカブトムシたちですが、表に出てきて1週間くらい経つと、2匹のメスが交互にケースの底の方でモゾモゾと動き回っていてなかなか表に出てこなくなりました。これこそ産卵のサインと思ってそっとしておいたのですが、そろそろ幼虫が孵化しているのではないかと思い、マットをひっくり返してみることにしました。
#無惨な姿で見つかったカブトムシの残りの部分を探す目的もありました。顔や頭、羽根が見つかりメスだったということがわかりました。

蛹室作りや産卵のためにマットを少し固くしておいたところに、たくさんの卵がありました。まだ真っ白なものから、少し黄色くなっている(孵化が近い)ものまで十数個はあったと思います。幼虫は、既に7匹いました。あまりにも順調です。昨年は、卵を探すこともなくカブトムシたちが死ぬまで放っておいて、しばらくしてからマットをひっくり返して幼虫がいることを確認しましたが、今年は、予め卵や幼虫を別にしておいて、確実に育てて行く計画を立てました。

まず、エサとなるマットを夏場の安いうちに大量に購入しておいて、麦茶を入れるボトルにマットを詰めて、その中で1匹ずつ育ててみることにしました。この先、マットだけではお金がかかりすぎるので、適度に無添加の腐葉土を混ぜながら飼育して行こうと思っていますが、小さいうちはマットを食べてもらう方が良いだろうと考えて、はじめはマットのみにしました。突然ほじくり出されて、新しいマットの上に置かれた幼虫たちは、しばらくするとしっかりマットの中に潜って行きました。第1段階は成功といった感じです。

孵化していない卵ついては、バケツに同じマットを詰めてその中に入れ、孵化するのを待ちます。孵化が確認できたら、順番に麦茶ボトルに移していこうと考えていますが、あまり増えすぎると邪魔なので、適当なところで(成虫が死んだら)大きなケースにマットを高く詰めて、数匹一緒に飼育して行きたいと思います。昨年は、はじめに確認した時点で8匹一緒に飼育していましたが、最後には6匹になってしまったので、来年はもう少し確実に育てて成虫にできると良いなぁと思っています。